展示会
2021.11.26
インテクノス・ジャパンは、異物の「監視・解析・改善」の専門企業です。清浄度管理コンサルティングを事業の柱とし、グローバルな価値観と専門性の高い清浄度管理技術によって、時代に適応する“クリーン”の実現を支援してきました。
私たちは、汚染リスクアセスメントによる製品の信頼性向上、クリーン製造におけるエネルギー利用の最適化を通じたカーボンニュートラルやSDGsへの取組を牽引し、ステークホルダーや社会全体への持続的な価値創造を目指す日本及びアジアのモノづくり企業に向けて、革新的なサービス・監視機材を提供しています。
製品と製造環境の汚染メカニズムは「粒子堆積」と「接触転移」のたった二つです。しかしながら、製造環境中のすべての汚染粒子を取り除くことは、費用がかさむ上に、技術的にもほぼ不可能です。
インテクノス・ジャパンが提供する「清浄度マネジメント」の実践の一つは、予防的な「汚染リスクアセスメント」の技術戦略です。製品の検査や制御を実施する前に、製品の「リスク」となるクリティカル粒子サイズと許容できる汚染濃度を定義していきます。
この製品にとってのキレイの「あるべき姿」を明確にすることで、製造環境から影響を受ける汚染リスクのKPI(Key Performance Indictor)を数値で監視し制御へ進めることで、「必要なだけキレイ」な製造環境を持続し、製品のキレイを実現していきます。
目の前にある異物課題へのその場しのぎ的な対策、生産や品質を脅かす“モノ”投資での対処法から脱却し、ヒューマニティのエッセンスを加えた、生産の質と価値を高める“コト”対策、つまり「クリーンの持続的成功」を支援することに、私たちは情熱を燃やしています。
フィルムテックジャパンでは、そんなインテクノスの「清浄度マネジメント」の基本的原則を語り、サービスや監視機材をご紹介します。
出展概要:
会期:2021年12月8日(水)~10日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会場:【幕張メッセ】 36-15番ブース(5ホール出入口)
住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
参加:入場無料(事前登録制)
招待券のお申し込みはこちらから https://www.filmtech.jp/ja-jp/exhibit/exhibiting.html
主な展示製品・サービス:
エアパーティクルカウンタでは測定困難な「粗大粒子」、特に落下し製品に付着するリスクが高い15µm以上の粒子をリアルタイムで監視します。粗大粒子の制御に必要な「発塵のタイミング」をデータ化し、ヒトやシステムの改善情報を取得します。堆積粒子(落下塵)管理はISO14644-17で推奨されています。
VDA19.2に掲載されている唯⼀の機材で、わずか数秒で2µm 以上の表⾯付着粒⼦の径・数・簡易分類を計測します。前室・エアーシャワー・床・壁・設備内の清掃効率の監視や、接触汚染の原因となるウエア・グローブ・ツールなどの表⾯清浄度を数値で評価することで異物低減を実現します。
純水・超純水を媒体とした部品洗浄液や原料用水の給液システムでオンライン接続し、液中の2~750µmの粒子を常時モニタリングすることができます。更に、現場でボトル採取したサンプルをその場で測定・表示する機能を併せ持ちます。機器校正は ISO 21501-3に基づき、高い精度と国内一般品の3倍以上の流量で、液中「粗大粒子」濃度の測定を可能にしています。RO膜やイオン交換樹脂を搭載した純水・超純水装置による精製後の貯水や送液による汚染状態、精密濾過フィルタを組み込んだ循環濾過システムの妥当性の監視に活躍します。
CMP スラリーや超純⽔、アグレッシブフルイド中の1µm以上の粒⼦を検出。インライン制御や複雑で⾼濃度の
マイクロエマルジョン、研磨スラリー、ピュアフルイドの制御に適しています。マイクロスクラッチの発⽣制御、フィルターの数値管理、製造⼯程中の⽋陥や供給システムの故障の早期発⾒、品質向上を実現します。
受託分析サービス
インテクノスの受託分析は、分析の要でもある対象製品から付着粒⼦を洗浄・抽出するノウハウに優れ、ドイツ技術審査認定機関(DAkkS)で実施します。VDA19 およびISO16232 の拡張分析である⾛査型電⼦顕微鏡(SEM)とエネルギー分散型X 線分析装置(EDX)を⽤いた専⾨性の⾼い異物粒⼦の計数・組成分析を可能とします。
クリーン化基本セミナー
クリーンルーム/クリーン環境を適切に保ち、製品と製造環境の品質向上に必要な「異物管理技術」を解説します。
異物マネジメントシステムとガイドラインの考え⽅を初めとし、浮遊粒⼦と粗⼤粒⼦のメカニズムの違いや、その監視・制御について、ISO・VDA 国際規格委員会メンバーと共有している内容を基にお伝えします。
製造環境の現状把握「診断サービス」
製品と環境の「必要なだけキレイ」を実現するために必要な異物対策は、現状把握から。
「持込・発塵・拡散」に関わる「ヒト・清掃・システム」による汚染リスクを数値化しレポート・アドバイスを行う製造環境「汚染リスク」診断サービスをご案内しております。